07/29/2021

業界内で転職したエンジニアが感じる苦労

IT業界では、同じ系列の企業が競争を繰り広げていることがよくあります。競合他社への転職をしているエンジニアも多く、実力がある人はヘッドハンティングを受けているのが現状です。このような際には、今まで培ってきたスキルと経験を生かし、新しい職場でスムーズに活躍して大きな成功を遂げようと考えるのがもっともでしょう。

しかし、実際には前職の業務のあり方とのギャップが大きく、なかなか活躍できずに苦労するケースも少なくありません。大きなハードルとなっているのは、業務フローの違いです。今までと同じ感覚で、流れるように作業を進めていこうとしても、うまくいかずに苦労してしまうエンジニアが多いのが実態としてあります。

IT業界では、業務フローの標準が決まっていないため、個々の企業が独自のフローを作っているのです。成長してきた業界とはいえ、まだ発展途上なので次々に業務フローの改善が行われています。その影響もあって、企業が設立した時期により、かなり業務フローに違いが出てきているのです。同じような段取りで仕事をしようとしても、他スタッフから違うと指摘され、やり直しになってしまうこともあります。

業務フローを意識するのは、仕事のスピードを遅らせる原因です。業務フローへの意識より、完全に仕事に慣れることが先決です。ずっと活躍してきた現場でのやり方から抜け出すのは、簡単ではありません。何か月もかけて、ようやく業務フローに慣れたというエンジニアも少なくないのです。